目次
まとめと今後の展望
気の概念の総括
この対話では、「気」の根源的な概念について多角的に探究してきました。「気」は単なる抽象的な概念ではなく、人間のエネルギー、感情、言葉、意識など、様々な側面に影響を与える根本的な原理として理解されています。
特に強調されたのは、「気」の構造を理解するためには図やイラストが不可欠であるということです。言葉だけでは表現しきれない「気」の多次元的な性質を、視覚的に表現することの重要性が繰り返し指摘されました。「気」の根源は、ひらがなの「気」から漢字の「器」「人」「台」などの要素に分解でき、それらが複雑に絡み合って一つの体系を形成しています。
伝達手段としての言語化とイラスト化
今後の課題として、この「気」の概念をより多くの人々に伝えるための効果的な方法の模索が挙げられます。言語化とイラスト化の両方を進めていくことが重要であり、特に専門的なイラストレーターの協力を得ることが望ましいとされています。
また、小話や紙芝居のような形式で、親しみやすく理解しやすい形で「気」の概念を伝えていくことも検討されています。言葉遊びのような要素を取り入れることで、難解な概念も楽しく学べるようにするという方向性が示されています。
実践への応用
「気」の理解は単なる理論的な探究にとどまらず、実践的な応用も重要です。特にメンタルヘルス、コーチング、マネジメントなどの分野での活用が期待されています。
人のエネルギー状態に応じた適切なアプローチを選ぶことで、より効果的な人間関係やリーダーシップを構築できる可能性があります。また、言葉と「気」の関係性を理解することで、日常のコミュニケーションにも意識的に取り組めるようになります。
精神的成長への道筋
最終的に、「気」の理解は個人の精神的成長への道筋を示しています。「裁き」を手放し、謙虚さを持ち、変化を望む心を育てることが、より高次の意識状態へと至る道となります。
「後でがてん行く」という信頼感と、「手上げ万歳」という謙虚さ、そして「大歓喜」という喜びの表現が、この精神的成長過程の重要な要素となります。これらを通じて、「気」の概念は単なる古来の知恵ではなく、現代社会においても有益な指針となり得るのです。
「気」の探究は、言葉と意識と存在の本質に迫る旅であり、その旅はこれからも続いていくでしょう。# 気の根源に関する対話
はじめに
この対話では、「気」の根源についての考え方や、日本語の「気」という漢字に関する解釈、そして「気」と言霊の関係性について語られています。図面を用いながら気の構造や意味を理解し、それを日常生活やマネジメント、コーチングなどにどう活かせるかという視点で議論が展開されています。
気の根源とは
「ひらがなの気」というのは、気の根源の話になります。本来ならば、このようなスキルについて図面を共有しながら説明するとわかりやすいのですが、今回は主に言葉で説明していきます。図面があれば、情報が目から入ってよりわかりやすく伝わるという利点があります。
気の基本的な図解と構造
気の根源を模式的に表した図があります。これはひらがなの「気」から漢字に戻したときに、「気」と呼ばれる漢字が全部含まれる図です。ただ、この図は絵描きの模式図なので、一部見づらい部分もあります。
まず基本的な構造として、「器」という漢字があります。ひらがなの「気」から漢字に戻した「器」は、四角四つに台があります。四角を四つにグラフで分けて十字もあり、人が入り、台があります。この囲いの中に四角四つに分けたとき、ひらがなの「気」から「器」という漢字、そして「人」という漢字、「台」という漢字が入り込みます。
これによって気に関する本質的なものを読み解いていくのが、気の根源の話です。例えば、「気」、「空気」、「電気」など、「気」がつくものは見えないものが多いです。それを見える化するものだと思っていただけたら幸いです。まさに見えないものを見える化する話であり、空気を読む能力を高める話でもあります。
運気の読み解き方
「うん」と「雲」の関係
運気を読み解くとどうなるかというと、まずひらがなで「うん」と発した時に、これを漢字に戻すと「雲」になります。運と気の関係を理解するために、「うん」という発声から始めると、漢字の「雲」に繋がるのです。このように日本語のひらがなから漢字に戻すことで、様々な要素が全部繋がってくるのが、この「気の根源の話」の特徴です。
例えば「気がいい」と言った時、その「気」とは何なのか、「運」とは何なのかを理解することで、少しずつこの図面の理解が深まっていきます。これは自然の法則を読み解くようなものであり、一種の謎解きのような体験です。
雲と太陽と水辺の構造
図面で表すと、ここに雲があり、自然の法則で言うと、雲の近くには太陽がすぐ目の前にあります。雲は水蒸気でできているので、真ん中のあたりは水辺になります。
器の真ん中の部分が水辺になり、器の上の部分に水蒸気の雲があり、その上にさらに太陽などがあります。この構造全体が気のエネルギー構造を表しています。
本質を表すと、太陽がここにあり、熱いとか太陽の本質を表します。熱は高くなればなるほど、溶かして一つになっていく特性があり、そういう本質を表してきます。
そして雲の部分では、昆虫の「雲」もあります。ここは雲の糸が常に垂れているなど、言葉の連想から様々な面白い関連性が見えてきます。糸の話にも全部つながります。水辺の部分には、船があります。船で進むことを「航海」と言います。
エネルギー帯と航海
この全体の構造はエネルギー帯として捉えることができます。このエネルギー帯には航海している人がいます。これは見えないものを見える化する話でもあり、空気読みが得意になる話でもあります。
例えば、このエネルギー帯で航海している人より自分のエネルギーが高い場合、どのように彼らに影響を与えられるかがわかります。もし航海している人を引き上げたいと思うなら、雲の糸を使って引き上げることができます。これはコーチングやティーチングの手法にも通じる考え方です。
エネルギーの影響と特徴
ポジティブとネガティブのエネルギー
図の中で航海している人たちは、それぞれのエネルギー状態に応じた影響を受けています。どういうアクションをしたらどういう影響を与えられるかは、このエネルギー構造を理解することで見えてきます。もしこの航海している人より自分のエネルギーが高くて引き上げたいという場合は、雲の糸を使って引き上げることができます。これはコーチングやティーチングの考え方にも通じる概念です。
エネルギーの特徴として、熱い太陽はポジティブなエネルギーを表します。太陽は熱く、陽気で、ポジティブな特性を持っています。逆に、冷たい氷や夜の世界はネガティブなエネルギーを表します。太陽と月は対照的な存在です。この関係性を言葉で表現すると、「月にも雲がある」という言葉遊びになります。
強きと弱きのエネルギー
器の構造の中で、右側と左側にはそれぞれ異なる特性があります。右側が「強き」で、左側が「弱き」という性質を持っています。強い人は影響を与え、心がしっかりしているという特徴があります。一方で、弱気になった時ほど外からの影響を受けやすくなるという特性があります。
これはエネルギーの作用の違いであり、日によって人のエネルギー体は変化します。エネルギー状態が変われば、影響を与える側にも受ける側にもなり得るということです。
エネルギーの雲と月
エネルギー構造の中では、雲は上にも下にも存在します。上部の雲はポジティブなエネルギーに関連しますが、下部にもある雲はネガティブなエネルギーに関連します。ネガティブなエネルギーを受けると「雲の月」になるという表現もあります。
このように、日本語の言葉遊びのようなダジャレ的な表現を通して、実はもっと奥深い意味が理解できるようになります。日本語を読み解いていけばいくほど、意外な繋がりが見えてくるのです。
後悔している人を癒す方法
開口と癒し
後悔している人を癒す方法は何でしょうか。それは「開口」すること、つまり口を開いて気持ちを表現することで癒しが得られます。言いたいことが「言えた」時に「言える」という体験をすることで、180度違う作用が生まれます。
これは言語化と開放の力を示しています。苦しみや悩みを内に閉じ込めるのではなく、口を開いて表現することで、エネルギーの流れが変わり、癒しが生まれるのです。
大歓喜による空気の入れ替え
ネガティブなエネルギーや重い空気を晴らしたい時は、空気の入れ替えをしたいと思うものです。この空気の入れ替えを「大歓喜」と呼びます。大歓喜する方法は、自分自身のエネルギーを高め、喜びを表現することです。
自分のエネルギーが高くなると、水辺にいるように浮力が働きます。これは字義通りに「浮く」こと、そして心理的に「浮き浮き」することやワクワクする感覚に繋がります。日本語の言葉の連想から、物理的な浮力と精神的な高揚感が見事に繋がっているのです。
救命ボートとノアの箱舟
このエネルギーの高まりによって焦点が変わると、浮いている共同体やコミュニティとつながることができます。それが比喩的な「救命ボート」です。このコミュニティの象徴として「ノアの箱舟」を想像することができます。
現代社会では、音楽フェスティバルや祭りなどの集団的な祝祭が、この「救命ボート」や「ノアの箱舟」の役割を果たしています。人々が集まり、一緒に歓喜することで、個人のエネルギーが集合的なエネルギーに変換されるのです。
地球規模の大歓喜
個人の大歓喜が集まると、地球規模での大歓喜が生まれます。地球全体が大歓喜することが、地球レベルでの空気の入れ替えになるのです。
大歓喜するという行為を続けていくほど、「地なる光」が働き、人々の熱量が高まり、夢を現実に創造する能力も高まっていくでしょう。これは個人を超えた集合的なエネルギーの高まりによって、より良い現実を共同創造していく可能性を示唆しています。
マズローの階層と気の関係
マズローの定理との接続
この気の構造理論は、様々な心理学的理論や法則とも繋がります。特に注目すべきは、マズローの自己実現理論との関連性です。マズローの階層ピラミッドの頂点にある「自己超越」のマークは、この気の構造図の中にも見出すことができます。
気の構造図の中で、エネルギーの流れや階層構造はマズローの欲求段階説と見事に対応しています。生理的欲求や安全の欲求から始まり、所属と愛の欲求、承認の欲求を経て、自己実現、そして自己超越へと至る過程が、気のエネルギー構造の中に表現されているのです。
エネルギー影響の二つの方向
図の中には、二つの異なるエネルギー影響の方向性が見られます。一つは、ネガティブな影響を受けやすい、依存しやすい人たちのグループです。彼らは外部のエネルギーに影響されやすく、常に外からの評価を気にしています。
もう一つのグループは、ネガティブな影響を与える側です。彼らは「勝ちか負けか」という二元論的な損得感情を持ち、自分が正しいと信じる「正義のヒーロー」として振る舞います。しかし、その正義感から他者を否定し、「お前はこうでああである」というレッテル貼りをして、相手の個性を認めず、精神的に「殺して」しまう傾向があります。
幼虫からさなぎへの超越
この状態は「幼虫医」と表現されます。幼虫の「医」と書きますが、これは未熟な段階を表しています。自然界では、幼虫はさなぎの段階を経て蝶や蛾に変態します。人間の精神的成長も同様に、幼虫の段階からさなぎになり、そして超越した存在へと進化する必要があります。
この言葉遊びのような「幼虫の医」という表現は、人間の精神的成長のプロセスを象徴しています。日本語の言葉の組み合わせや並べ替えによって、深い意味が見えてくるのです。
中央地点と愛の重要性
精神的成長のためには、中央地点、つまり陰と陽のバランスがとれた中間地点に立つことが重要です。これは「愛」になることが重要だという意味です。
相反する価値観や感情の間で、どちらかに偏ることなく、両方を統合した「愛」の状態に至ることが理想的です。これは、勝ち負けの二元論を超えた、真の調和の状態を意味します。
言葉と気の関係
言葉の力と言霊
言葉には強力なエネルギーが宿っています。例えば、「気」と「目」を組み合わせると「きめー」という言葉になります。これはとてもネガティブな表現で、相手を傷つけ、精神的に「殺して」しまう力を持っています。「きめー」と言うことで相手を締め出し、投げ捨ててしまう—このような「殺気」が言葉から渦巻いているのです。
言葉には実体のないエネルギーである「気」が宿り、それが相手に影響を与えます。これが「言霊」と呼ばれる現象の一例です。日本語では古来より、言葉には魂が宿るという「言霊信仰」がありました。
愛の表現と言語の繋がり
ネガティブな表現とは対照的に、ポジティブな言葉もあります。「愛」という言葉、英語での「love」は「これが私だよ」という意味を持つ、自己表現の一つです。
興味深いのは、日本語と英語の間にも意外な繋がりがあることです。「愛」という漢字を見ると、「愛」と「愛」が愛の中にあるように見えます。また、英語の「i」と「you」をローマ字として捉えると「into you」という表現になり、「あなたの中に」という意味になります。これは言葉の不思議な繋がりであり、「言霊学」の一部と言えるでしょう。
さとりとさばきの対比
人間の精神的成長においては、相反するものを学び、それらをいかに「愛」に転じるかが重要です。これは「さなぎ」になって考えるべきことです。ここで重要なのは「さ」をなぎ払うこと、つまり否定的な要素を取り除くことです。
「さ」をなぎ払えないと、人は「さばく」(裁く)か「さばい」(捌い)てしまいます。これは他者をジャッジし、分類し、切り分けてしまう行為です。
「さとる」(悟る)の反対は「さばく」(裁く)ことなのです。「さ」を取っていくプロセスが「さとり」(悟り)であり、反対に「さ」を強めていくと「さばく」ことになります。それをさらに強めていくと「さばく」(砂漠)になり、毛が枯れてしまいます。これは自分自身が「からから」に乾いていく状態を表しています。
内観と自己超越
このように否定的なジャッジのサイクルに陥ると、新しい体験が足りなくなり、成長が停滞します。これを打破するためには、「さなぎ」のように内側に向かって静かに変容する時間が必要です。
迷走したり内観したりすることで「さとっ」ていくプロセスを経ることで、自己実現が可能になり、さらには自己超越へと進むことができます。このプロセスは、人間の形が変わっていくことを意味し、逆三角形のように上へと向かう成長を象徴しています。
超越の方法
羽を伸ばして超越するにはどうしたらいいかというと、先ほど話したように海辺があります。とにかく脱力することが大事です。脱力をすることで力を抜いて、メイソンだったりをして、ウキウキすること、ワクワクすることって何だろう、自分の相手も幸せにすることって何だろうと考えます。
エネルギーが上がっていくプロセスが、なんとなくみんなの中で分かってくるでしょう。ここは「さなぎ」になっていく中で、エネルギー体が足の部分です。理屈にとらわれないように気をつけてください。
これがマズローの定理をひも付けた話です。要注意なことは、職人気質の生理的欲求にも気をつけようということです。不要地点になって、社会的欲求などの部分に向き合っていくと、どうやったら「さ」をなぎ払えるのかという問題が出てきます。
マネジメントとコーチングへの応用
超越するプロセスにおいて、マズローの定理は重要な指針となります。この気の構造理論の本質的な部分を理解することで、メンタルヘルス、コーチング、マネジメントなどの実践的な分野にも応用することができます。
具体的には、エネルギー状態の異なる人々へのアプローチ方法が変わってきます:
- ポジティブなエネルギーを与える人へのマネジメント: このタイプの人は、自らエネルギーを発し、周囲に良い影響を与えます。彼らには「自由と責任」を与えて任せるマネジメントが効果的です。彼らの創造性と主体性を尊重し、大きな枠組みだけ示して詳細は任せる方法が、彼らのエネルギーをさらに高めることにつながります。
- ポジティブだが影響を受けやすい弱気な人へのマネジメント: エネルギーは高いものの、外部からの影響を受けやすい人々には、丁寧な「会話を意識した励ますマネジメント」が必要です。彼らの良い面を言語化して伝え、自信を持たせることで、より安定したポジティブエネルギーを発揮できるようになります。
このように、人のエネルギー状態に応じて異なるマネジメント手法を適用することで、個人の成長と組織全体のエネルギー向上を促すことができます。気の構造理論は、単なる概念的な枠組みではなく、日常生活やビジネスの現場で実践できる知恵を提供してくれるのです。
気と感情の関係
引き寄せの法則と感情の階層
世の中には様々な法則が存在し、気の構造を理解することで、それらの法則も明確に見えてきます。その一つが「エイブラハム感情の二十二の段階」です。これは「引き寄せの法則」とも呼ばれ、自分が発しているエネルギーや感情は必ず自分に返ってくるという原理を説明しています。
この法則は「気」の概念と深く結びついています。ここでの「気」は自然の「気材」の「気」であり、感情のエネルギー的な根源、つまり「根っこ」になっています。人間の目指す感情や、損得に関わる感情、価値判断や勝ち負けに関する感情は、すべてこの「気」から発生しています。
二十二の感情と意識的な選択
感情には二十二の段階があるとされています。このスペクトラム上で、あなたは普段どのような感情を目指していますか?これは非常に重要な問いかけです。なぜなら、あなたが意識的に選択する感情が、あなたの体験を形作るからです。
私たちは感覚器官を通じて世界を「見聞き」します。この「見聞き」したものが「エダハ」(枝葉)となり、言葉となって表現され、実を結び、実績やスキルとして身についていきます。そして、これらが積み重なって「気」から「林」になり、さらに「森」へと成長していくという、自然の法則のような発展過程があります。
高次感情の力
あなたが根差す感情を意識的に「感謝」「愛」「高い評価」「喜び」「感動」などのポジティブなものに向けていくと、あなたが見聞きするものも言葉も変わり、エネルギーが高まっていきます。すると、現実の体験も変容していくのです。
さらに、これらの高次の感情—感謝、愛、喜び、感動—を情熱や熱意をもって常に意識的に表現していくと、高次の存在とも繋がりやすくなります。これは単なる精神的な体験だけでなく、実際の人間関係や社会との関わり方にも影響を与え、より調和のとれた豊かな人生を導きます。
感情の木と実りの法則
この過程は「感情の木」として視覚化することができます。根に当たる部分が基本的な感情エネルギーで、そこから幹が伸び、枝葉が広がり、最終的に実を結ぶという構造です。あなたがどのような感情の種を植えるかによって、どのような実がなるかが決まります。
このように、気と感情の関係は単純な因果関係ではなく、循環的で有機的なつながりを持っています。自分の感情を意識的に選択することで、この循環を肯定的な方向に導くことができるのです。
脳とクラウドの関係
脳内クラウドと気の繋がり
気の構造の中で特に興味深いのは、脳と「雲」(クラウド)の関係です。図の中には「気」があり、その上に「雲」があります。これは比喩的な意味での「脳内クラウド」を表しています。「雲」くして「気」の本質も全部繋がっているという観点から、脳も一種のクラウドシステムとして機能していると考えられます。
このモデルにおいて重要なのは、脳がどの情報源、どの意識体系と「繋がる」かということです。脳はそれ自体が情報を生み出すのではなく、むしろ他の意識体系と繋がって、その情報を受け取り、映し出す役割を担っているのです。
「否定脳」と思考の罠
脳だけで物事を考えようとすると、何が起こるでしょうか。そこには「否定しか生まない脳」という現象が生じます。脳は本来、創造的な源泉ではなく、むしろ批判的・分析的な機能を持っているため、単独で働くと否定的な思考パターンに陥りやすいのです。
この否定的な思考によって、エネルギーは低下し、私たちは思考の檻に囚われてしまいます。その結果、様々な問題や困難が生じてくるのです。
鏡としての脳の役割
なぜ脳で考えると囚われてしまうのでしょうか。それは、脳がその本質において「霊体意識を映し出す鏡」だからです。脳は情報を生み出す源ではなく、むしろ他の存在や意識体系からの情報を映し出す装置なのです。
脳の本来の役割は、どこの存在と繋がって何を映すかということです。しかし、私たちが脳だけで考え始めると、本来の役割を超えた働きをさせることになり、いわば「キャパオーバー」の状態に陥ります。
過去の囚われと言霊の影響
この状態では、否定的な「霊」が生まれます。「ひどい」という否定的な感情が生まれ、それが「きめえ」(気持ち悪い)といった否定的な言霊となって表出してしまいます。
さらに、脳には過去の記憶しかないため、常に過去の意識や経験に囚われてしまいます。脳は記憶したものしか見ることができないため、過去の経験や思考パターンに縛られ、同じ堂々巡りのサイクルを繰り返す「ゲーム」のような状態に陥ってしまうのです。
このような理解から、脳を単なる思考器官としてではなく、より広大な意識システムとの接続点として捉え直すことで、新たな気づきや創造性を引き出す可能性が開かれてきます。
高次元存在との繋がり
意識体系の共有と繋がり
人間の意識は、様々な意識体系と繋がる可能性を持っています。私たちは「指導霊」「守護霊」さらには孔子のような高次の存在とも意識を共有することができるのです。ここで重要なのは、どのような存在や意識体系と「使える」(繋がる)かによって、私たちの思考や行動が大きく変わるということです。
例えば、仮に「悪魔」のような否定的な存在や意識体系と繋がっていれば、自然と思考も否定的になっていきます。逆に、「オフィスク」「オオカミ」「オーレラの玉」あるいは孔子のような肯定的で高次の存在と繋がっていれば、思考も肯定的で建設的なものになります。
繋がり先の変容と世界の改善
問題の本質を理解し、世の中をより良くしていくためには、自分自身の意識の「繋がり先」をどのように変えていくかが重要です。その方法の一つとして、「オフィスクシンジ」の教えを素直に学ぶことが挙げられます。これは、高次の意識体系への道筋を示す教えと考えられています。
弱肉強食から分かち合いの世界へ
現代社会では長らく、「勝ち負け」や「弱肉強食」を基本とする競争原理が支配的でした。一人の力をどこまで極められるかという個人主義的な価値観が中心でした。しかし、これからの時代は「分かち合いの世」へと移行しつつあります。
分かち合いの世界では、個々人が単独で強くなることよりも、みんなが力を合わせていくことが重要になります。そこでは、一人の突出した強さよりも、協調性や共感性が重視されるのです。
感謝と頭を下げる謙虚さ
人々の思考が「どうやったら他者を出し抜けるか」という競争原理に基づいている限り、繋がることができる意識体系も同様の性質を持った存在に限られてしまいます。
エイブラハムの感情理論の補足として、感謝や愛を表現し、謙虚に「頭を下げる」ことの重要性が強調されています。「身の裏を持たれる」ことができるか、つまり自分の弱さや不完全さを素直に認めることができるかどうかが重要なのです。
「笑うか」という言葉があるように、頭を下げれば下げるほど、孔子のような高次の存在と繋がりやすくなります。実際に、感謝の気持ちを表現し、高い周波数の言動や行動をしている人は、孔子のような高次の存在とどんどん繋がりが深まり、より高度な現実創造ができるようになっていくのです。
言葉の重要性
ポジティブとネガティブのエネルギーの言葉
人間のエネルギー状態には、大きく分けてポジティブなものとネガティブなものがあります。興味深いのは、私たちが発する言葉がエネルギー状態と深く結びついているということです。
例えば、ある困難な状況で「泣く」と言えば、悲しみのエネルギーに意識が向きます。しかし同じ状況で「絶好調」や「感謝」という言葉を選んで発すると、意識はポジティブな方向に向かいます。これが「事玉」(言葉)の化学作用であり、言葉が持つ周波数の力なのです。
言葉と異次元世界への入り口
言葉は単なるコミュニケーションツールではなく、高次の存在が創り出した特別な技術と考えることもできます。「言葉」という字を見ると、「私」という「子」があり、その子が「場」を「開く」という意味が込められています。つまり、言葉は異次元の世界や新たな領域を開くための鍵のような役割を果たすのです。
ここに「極」という扉があるとした場合、その扉を開くためには適切な「言霊」を発する必要があります。「絶好調」という言葉を発すれば、絶好調のエネルギー空間が創り出されます。同様に「感謝」や「愛」という言葉を発すれば発するほど、そのような質のエネルギー空間が形成されていきます。これが言葉の使い方の本質なのです。
言葉の選択と人生の質
言葉をただの伝達手段と考えるのではなく、エネルギーを運ぶ媒体として大事にしていくことが重要です。私たちの生活や人生を改善するための一つの方法として、日々使う言葉に注意を払い、言霊に対する理解を深め、より良い言葉を意識的に選んで使うことが挙げられます。
このように言葉を大切にし、ポジティブで建設的な言葉を日常的に使うことで、私たちのエネルギー状態は向上し、人生全体の質も向上していくのです。言葉は単なる表面的なコミュニケーションではなく、私たちの現実を形作る創造的な力を持っているのです。
気が合う人とエネルギーの関係
気が合う人の特徴
「気が合う人」とはどのような人でしょうか。一般的には、本音で何でも話せる関係であり、明るく前向きな雰囲気を持つ人と気が合うと感じることが多いでしょう。これは「横のつながり」として表現され、自然と心が通じ合う人たちのことを指します。
このつながりの背後には、エネルギーの流れがあります。人それぞれが持つエネルギーの質や量、それを伝えるための「パイプ」の太さは異なります。気が合う人同士は、このエネルギーを自然とスムーズに交換し合うことができるのです。
気が割れることと噂の関係
逆に、なぜ人は嫌われるのでしょうか。その一因として「気が乱れて割れる」ことが挙げられます。「気が割れる」という表現は、エネルギーの調和が崩れ、バランスを失った状態を意味します。
このような状態になると、「アーン」という感嘆詞で表現されるような違和感が生じ、人々の間に「浮いている差」が生まれます。この浮力の違いは「傘」の違いとも表現され、それが「噂」を生み出します。つまり、気が割れた状態になると、悪い噂話が自然と出てくるのです。
開放と新たなコミュニティへの繋がり
ただし、これを乗り越える方法もあります。「公開」して「開講」して癒した時、つまり心を開いて正直に自分を表現し、その過程で癒しを得ることで、新たなコミュニティやワンステップ上の人間関係と繋がることができます。
この過程は、時に対極的な選択を迫られることもあります。「開放」することで、従来の「喧騒」が崩壊するような体験を経ることもあるでしょう。これは古い関係性や価値観が壊れ、新しいものに入れ替わる過程と言えます。
器の量を広げる重要性
では、どうすれば「気に嫌われない」ようになれるのでしょうか。その答えは、自分の「器の量を広げる」ことにあります。これは比喩的な表現で、自分のキャパシティや許容範囲、包容力を広げるという意味です。
人のオーラの量、つまり精神的な存在感や包容力は、様々な経験を通じて拡大していきます。「酸いも甘い」経験、つまり成功も失敗も含めた様々な人生経験を積むことで、その人のオーラや器の量は大きくなります。
気が大きくなればなるほど、他者から嫌われる可能性は低くなります。これは有名な芸能人などが持つ「オーラ」とも関連しています。彼らは多くの場合、「気量が大きい人」と形容されます。それは、様々な経験を通じて自分の器を広げ、多様な価値観を受け入れる柔軟性を身につけているからなのです。
言語化の重要性
言語化はとても大事です。この図面を見て、どれだけ作れるかが重要です。これを練り上げていけばいいと感じています。限りなくわかりやすくするために、言葉遊びチックにやればいいのかもしれません。
興味を持って聞いてもらう意味でも、言葉遊び感じで面白く聞けるような気がします。それを発信しようと本を作ろうとした時に、こういう小話みたいなのをたくさん作っていくか、紙芝居チックにするのかという方法があります。
オフィスクシンジが降りた場所に行った時に、大杉に触れた時の帰り道に、紙芝居チックに書こうというインスピレーションがありました。台場調にしていくほうがわかりやすいのかもしれません。
今後の展開
深めるというよりは言語化と、必要なのはイラスト化です。イラスト自体はある程度形ができれば説明には使えます。ダヴィンチコードの人のマークはダヴィンチコードのものにして、気のマークを描いて雲をつけるなど、描きやすくする必要があります。
小話を増やしていくのもいい方法です。引き寄せるにしても、こういう感じの本を書きたいという元となる文章がある方が、見せる元を作る段階ということになります。
言ったら言葉にならない部分を言語化していってるような感じがあります。こっちの世界、高次の世界を理解しようとしたらお手上げなのです。言葉にならない部分をできる限り言葉にしているという、心の部分だったり割れないワンネスなどは言葉にならないものです。
こっちの世界を知るには、実績も身につけたものも全部お手上げ万歳で手放してみなさいという話があります。心のエネルギー帯より上はそうです。脳は霊体意識を映し出す鏡なので、どんな神に使えるかで感謝感謝でどこまでも頭下げて、後々がてん行くよという仕組みがうまくいく仕組みなのです。
ここのエネルギー代の人はワンネスの人は、変な欲がないと思います。マズローの定理で言う承認欲求なども、もうある程度収まって自己実現もしてしまったような人が多いです。お手上げ万歳している状態の人が多くて、その人の現実想像はもう無害な現実想像だと思います。
支配的な目線を持っている人のエネルギー体はどこから来るのかといったら、おそらくここら辺から来るのです。高くてもここの支配的な脳的な部分からのこのエネルギー体から来ます。こっちより上は、お手上げ万歳して私は支配的なものもしないし、自然神羅万象に生かされているという人が多いです。エコファンのエッチだったりいる人は、ワンネス意識のスピリチュアル、精神性が高い人が多いのです。
いいとか悪いとかの裁くのを手放せばいいのです。パッチを手放すこと、そしてもし頼れるのであれば、具体的に手順を教えてくださる方を探すことが大切です。このエネルギー体の人は自分がそこにいると理解できたら、こっちの人は謙虚さに欠けると思います。それは間違いをしてきて、正すマネジメントをしてくださるところに行くといいのです。
まとめ
本人が変わりたいと望まない限り、人は変わりません。だからこそ、変わりたいと思ってもらうことが一番大事です。結局、変わらないと今の人生が嫌だと思わない限りは、結局争いが好きとか、お金の奪い合いから逃れられない状態がずっと続くことになります。
実は、みんな現実創造コントロールをしています。思い通りにならないが思い通りになっているのです。願いは全部常に叶っていて、それの願いの叶え方がポジティブになるかの理解が深まる話なのです。
実際は自分が「思い通りにならない」という人生を「思い通り」にして実現しているわけです。そこにすらでも気づいていない人がたくさんいます。
後でがてん行くでしょうで、手上げ万歳で、とにかく大歓喜で、「私のできることはこの状態で、あとは人の力を借りて共同創造できればな」と思っています。この言葉遊びや言霊の話と気の話は全部つながります。それを全部紐づけて分かりやすく話すことが大切です。
金気音図ということわりを探すのであれば、「こと」を割ればいいというシンプルな方法があります。音図の「あいうえを」、「かきくけこ」、「さしすせそ」の「こと」を割ると「そ」になります。になったときにこのひらがなの「そ」から漢字にしていけばいいのです。
すると思うこと祖先の「そ」だったり、よみがえること祖室の「そ」だったりと、そういうふうな大事になる本質が見えてくるのです。勝ちか負けかの損得感情で暮らしていると、よっかしていくとか、そういうふうに言うと、ひとつはひんそになってかくさをんでいく、かくさをんでくされていくということになります。でも「し」「そ」ことわって「そ」になる、祖先の「そ」だったりもするし、そをうやまうせんぞくようだったりもするし、しっそなくらしとかになっていく方向性が「いやよ」というのがなんかわかってくるのです。